
【ひた女コラム】のむら のりこ りきしのほし
どこからともなく漂う金木犀の香りで秋の始まりを感じるように、11月の福岡の街で鬢付け油の香りに出会うと、いよいよ九州場所が始まるんだと気分が盛り上がる。 家にテレビが一台しかなかった時代のチャンネルの主導権は父親で、その父の解説を聞きながら、毎場所の相撲中継を観ていた小1の私は、自分もお相撲さんのよ

どこからともなく漂う金木犀の香りで秋の始まりを感じるように、11月の福岡の街で鬢付け油の香りに出会うと、いよいよ九州場所が始まるんだと気分が盛り上がる。 家にテレビが一台しかなかった時代のチャンネルの主導権は父親で、その父の解説を聞きながら、毎場所の相撲中継を観ていた小1の私は、自分もお相撲さんのよ

「日田隠し」シリーズ⑨ 時代の中で消えた・ 日田古代豪族 日下部氏 日田の古い地名「刃連(ゆきい)」。その響きの奥に、ひとつの豪族の記憶が眠っている。日下部氏(くさかべし)である。 『豊後国風土記』には、一族の祖とされる邑阿自(おおあじ)が、欽明天皇の時代に「靫部(ゆぎべ)」として仕えたとある。靫

いいちこ日田蒸留所は25周年。 11月1日は「本格焼酎&泡盛の日」。この節目の日に、25周年を迎えた「いいちこ日田蒸留所」から、日田限定の記念酒が発売されます。 いいちこ日田蒸留所は、豊かな自然と一体となった「原酒をはぐくむ酒の杜」。 広大な敷地では散策を楽しめるほか、次仕込み

その昔、福岡市に住んでいた頃、帰省したら豆田町にあった「宇治山哲平美術館」によく足を運んだ。元々大好きな画家だったが、宇治山さんのこと(表現の変遷や想い、画材や画因など)を知るほどさらに好きになっていった。知らなかったことを知る〝発見〟は実に素晴らしい。脳や感性、いろんなものを活性させてくれて、日頃

仕事の異動で大分市から日田市にお邪魔することになった。日田市といえば「暑くて寒いところ」「進撃の巨人の聖地」「トリニータの試合を見るときに屋台でよく頼む日田焼きそばのところ」という印象しかなかった。要は、〝日田市エアプ”の人間である。 住んでみて1ヶ月、まだ5月なのに真夏のような暑さ。アスファルトか

9月25日迄に編集室に届いたお葉書・ メールよりご紹介します。 ★「日田人同じ空の下」お姉さん方の話が楽しかったです○美味しいビールお酒がいただけるお店を紹介してほしいです…中尾町Gさん61歳 ★日田人同じ空の下のお三人さまが素敵でまたこのような色々な人たちを特集で続けてほしいです。……………………

今年も残りわずか。少し早めですが、今年も大変お世話になりました。「読んでるよ」「楽しみにしてるよ」と声をかけていただき、感謝感激の私の隣で、愛想のない子どもだち。後から「ちょっとはニコッとせんか」と小突いています。そんな思春期突入時期のイトしゃん、父ちゃん離れが始まっています。これは大事な成長過程。


8月、小さい頃から大好きな俳優の柄本明さんが、井上ひさし原作「父と暮せば」朗読会を披露してくれた、自分の仕事場で柄本さんに出会えるなんて「人生、いろんなことが起こるから」と小さい頃の自分に言ってあげられたら、もっと希望を持って生きれたのに。とも思うが、きっと苦しんだ過程があるからこその、〝ご褒美〟な

「なぁ俺のアイディアどう思う?」 その顔はどこか照れくさそうで、それでも自信が見え隠れしている。 お酒を飲んでる時、こんな議論が最高のつまみになる。 はたしてその発想は正しいのか? みんなの共感を得られる企画なのか? どこから着想を得たのか? そんな答えの無い話をしながら、ふけていった夜が何度もあっ
