何も予定のなかった休日。本を探し求めて僕の大好きな本屋さん、「平平書店」へ。古本コーナーを見ていると、僕がずっと読みたかった「おおきな木」という絵本を見つけた。言葉で説明するのが難しい本ですが、少しだけ紹介します。ぜひみなさんも読んで考えてみてください。
この本は木が大好きで、いつも一緒に遊んでいた少年が成長しても、木が少年に愛を与え続ける話です。僕はこの本を読んで、木にも表情や感情があると思いました。小さい頃は木に登ったり、木の葉を集めたりするけれど、大きくなるにつれて木と遊ぶ時間が減って寂しくなる。少年は何か欲しい時に木に会いに来て、木を切ったり、欲しいものを持って行く。なんだか都合の良い時に利用する人間のようにも感じました。僕は小さい頃、どんぐりを拾って土に埋めました。芽を出して少しずつ成長して、大きな櫟の木になりました。葉が綺麗な緑色になったり、茶色くなって落ちたり…。そんな木を見ていると自分も木も一緒に生きている感じがします。
暑い日や疲れた日に木陰で休むと涼しくて落ち着くし、匂いも良い。木の枝とか端材を使って何かを作ってみるのも良いかも!結局何が言いたいかっていうと…やっぱ木っていいよね〜!