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2025年3月1日

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 レストランひよし

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 レストランひよし
2025年3月1日

春が近付き気持ちも柔らかみを帯びるのを感じる。こんな日はふと昔の事を思い出し幸せな記憶を掘り起こす。昔この中央通りの先に岩田屋が在ってその最上階に洋食のレストランが入っていたのを思い出し、そこでは何かお祝い事があると家族で集まり食事をしていたのだ。洋食レストランと言えばそのような場所だったのだ。

そう言えばこの近くに今も洋食レストランのレストランひよしさんが在るのを思い出した。ひよしさんと言えば昭和53年からこの場所で開業している老舗の洋食レストランだ。僕はレストランひよしさんへと入った。中では常連であろう方々がお茶会や食事を楽しんでいた。僕は一階のカウンター席へと座り、メニューを拝見した。洋食というのは実にどれも美味しそうだ。ハンバーグにスパゲッティやカレーなど、中にはホワイトソースの掛かったロシアンハンバーグも美味しそうで目を引く。その中でも一番気になるのは大きく頭の付いたエビフライだ。しかしハンバーグも食べたいと思った僕はハンバーグ&エビフライ定食を選んだ。

注文して内装や目の前に並ぶサイフォン等を眺めていると実に飽きない。お茶会の談笑や、注文の入る声、この中ではそんな音も静かな背景の一部となる。目を閉じれば幸せだった家族の集まりなどが鮮明に蘇る。そんな思い出に更けていると待っていた料理が目の前へと出される。タルタルソースの掛かったエビフライを食べるとサクサクとした軽い歯触りの後にプリっとしたエビの食感がたまらない。そしてハンバーグも外がカリっと焼かれた中は柔らかく肉汁が溢れる。

やはり洋食は口の中も心の中も幸せになる。僕は洋食で満たされたお腹と心の余韻に浸りながら、食事が人生をどれだけ豊かにするものかと感心していた。

食事を終えてお会計を済ますと僕は店を出た。この駅周辺の景色も昔とずいぶん変わったが、それでも変わらずに幸せになるものがここには在るのだ。

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