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2024年10月1日

【コラム】原 茂 樹『原始的で楽しむもの』

【コラム】原 茂 樹『原始的で楽しむもの』
2024年10月1日

先月も映画館の運営以外に、「映画と製材」というイベントをはじめ、ライブ3本、そしてフィルムフェストアキヅキという映画祭などの運営を手伝い、今月から始まる『みんなの美術館』(ぜひお楽しみください)の準備などもしながら、怒涛の日々を過ごした。

映画に音楽、映画祭に芸術作品選定と、どれも〝文化〟として扱われるものばかりだが、果たして〝文化〟ってなんなのだろう。イベントなどの宣伝をしていると、みなさんどこか小難しそうな顔になるが、〝文化〟とは難しいものなのだろうか。

そんなことを思いながら、2歳になったばかりの娘がいろんなことに興味を持ち、自発的にあれこれやっている姿を見ていると、いろいろ気付かされる。毎日、画用紙(所構わず)に絵を描きまくり、ピアノやギターを弾き(ほぼ叩いているが)、積み木を積んでは崩し、絵本を読んでとせがみ、アンパンマンなどの映像を見て、見よう見まねにダンスもしている。それを飽きるまでずっと繰り返していて、楽しくてしかたがないご様子。

そう、娘は毎日、絵画や音楽、建築、朗読、映像鑑賞、ダンスをやっているではないか。しかもあんなに楽しみながら。
〝文化〟と言うと難しそうに聞こえるかもしれないけれど、それらは人の原始的な行為なのかもしれないし、それだとぼくも腑に落ちる。なんでそんなことをするのか?そんなことやって意味(価値)はあるのか?なんて言われても、楽しいからとしか答えようがないから。もちろん、それらを作るにはとんでもない苦労が伴(ともな)うけれど、それも、みんなが本当に楽しんでくれたらと願うからできることなのだろう。

そう思うと〝文化〟って〝原始的であり楽しむもの〟なのかもしれない。これから、もっと便利で合理的な世の中になってゆくのだろうけど、つまんない世の中だけは避けたいから、今日も楽しいことを妄想しようっと。

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