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2025年7月1日

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 マルマタしょう油合資会社

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 マルマタしょう油合資会社
2025年7月1日

こうも暑い日が続くと冷たい物でも食べたくなる。冷たいながらも栄養価の高い物と言えばお刺身なんかも最高だ。そのお刺身を美味しくしてくれるのは何と言っても醤油だ。
醤油と言えば日田の醤油は他の地域に比べて甘味のあるのが特徴で、他所の地域の醤油と言ったら塩っ辛くてしょうがない。塩味を辛いと表現するのも独特で、日田では辛いを塩辛いや胡椒辛いと表現するので辛いも様々だが、まあいわゆる他所の醤油はしょっぱい。
特に刺身となれば甘味のより強い刺身醤油をどこでも使う。日田には醤油屋さんもたくさん在り、各家庭でお気に入りの醤油があって醤油と言えばと話が上がれば色んな醤油屋さんの名前が挙がる。取り合えずうちの醤油はマルマタしょう油合資会社さんのものを使っている。
しらゆき、あやめ、太陽の三本柱が食卓の基本となっている。うす口のしらゆきは煮物等に、少し味を濃く楽しみたい時はあやめに、そして刺身等の濃い合わせが欲しい時には太陽を使う。僕のお気に入りは濃い目の太陽である。この濃い目の大豆の香りが色んな料理に合わさると楽しみが深い。まあ醤油や味の好みはひとそれぞれではあるがそれを考えるのも趣があって楽しいのである。意外とコロッケやトンカツ等の揚げ物にあやめを合わせるもの好きである。もうこんなに美味しいお醤油がそこら辺のスーパーやコンビニでも買える日田市は最高である。
この日田の醬油に馴れているせいか目玉焼きなんかでも日田の醤油だと断然他の醤油より美味しく感じてしまう。僕は刺身に残る微かな生臭さをも旨みに変えてしまえる日田の醤油が大好きだ。多分日田市民なら誰しもそう思うのではないだろうか。たかが醤油されど醤油、日田市のお醤油は日田市民の血液である。そんな事を考えながら江戸時代より続く隈町のマルマタしょう油さんへ思いを馳せながら僕はフラフラと買い物に出かけた。

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