雪がたくさん降った2月のとある金曜日。学校の休校を願っていたけど叶わず、夜に外を見ると辺り一面銀世界。すぐに着替えて弟と妹を連れて外へ出る、雪遊び前夜祭の開幕だ。
とは言っても、あまり遅くまで遊ぶと次の日の本番で寝坊する可能性があるため、少しだけ遊ぶ。雪合戦をした後は、ソリに乗って雪道を引っ張ってもらう。地面が凍っていて、坂道は勢いよく滑るのでとても楽しかった。次の日に備え、早めに切り上げて眠りにつく。翌朝目を覚ますと、10時半!完全に出遅れた。雪も溶け始めていたけど、雪で遊ばない訳にはいかないので、弟と妹とお父さんで近くの公園へ乗り込んだ。晴れた雪の日は絶景だから大好き。公園の遊具にもたくさん雪が積もっていて弟は大喜び。遊具の上から雪玉を作って投げてきたが、なかなか命中率が高くて何度も当てられた。僕と妹はソリに乗って坂道を滑る。結構なスピードが出てスリル満点。滑り慣れてきた時、妹の「痛っ!」という声が聞こえた。様子を見に行くと、滑っている時にバランスを崩して遊具に足を強打したらしい。痛くて動けなかったので車で迎えにきてもらった。開始30分で雪遊びは幕を閉じた。
後日妹の怪我をした部分を見てみると、大きな青あざができていた。痛そう。 何歳になっても雪で遊ぶのは楽しい。でも、もうすぐ春がやってくる。このコラムが読まれている頃には、僕はきっと花粉と闘っていることでしょう。やっぱ雪っていいよね〜!