

いつものように日田の町でお酒を飲んでいると帰ろうかという頃合いにお腹が減ってくる。特にお酒を飲んでいると味の濃い物が欲しくなる。しかし時間は夜中ともなれば開いてるお店も少なくはらぺこのまま放浪を強いられることも多々あるが、そうだこんな時は中央二丁目のてっぱんはうすみのむしさんへ行こう。
第一光会館そばに在るネオンで「みのむし」と書かれたお店へ入った。店の中ではカウンターやテーブルに鉄板が備えられている。そしてここでは夜中でもお好み焼きが食べられるのだ。僕はカウンターへ一人座ると優しそうな風貌の女性店主からメニューを渡され選んだ。
お好み焼きで僕の好きなのは豚玉だ。お好み焼きと言えば色んな種類のお好み焼きが有り、どれも美味しいのではあるがここはやっぱり豚玉なのだ。関西風のふんわり柔らかい生地に豚バラがカリっと焼かれているのが好きだ。僕は豚玉お好み焼きとハイボールを頼みハイボールを飲みながらお好み焼きを待った。カウンターでは目の前の鉄板でお好み焼きが焼かれ実にいい。お酒を飲みながらこのお好み焼きが徐々に焼きあがる高揚感。はらぺこの僕の気持ちの徐々に盛り上がっていく。ひっくり返されるときつね色に焼きあがったお好み焼きへソースが塗られていく。そしてマヨネーズ青のりと鰹節とお好み焼きがお化粧を終え僕の前へと運ばれる。
この暑い日に熱いお好み焼きを頬張りながら冷たいハイボールで流し込む。最高である。このカリっとした豚バラに味の濃いソースとマヨネーズ。そこへスッキリとしたハイボール。このテンポ良いリズムで食べ勧める僕のお腹と気持ちはどんどん満たされていくではないか。そしてお好み焼きを食べ終わり、口の中へ広がったソースの香りに余韻を感じながらもハイボールを飲む。夏の鉄板料理とお酒は最高だ。満足しきった僕はお会計を済ませみのむしさんを後にした。満足した僕はふらふらと家へと帰って行った。


