虎ノ門蒸留所をご存じですか?
虎ノ門蒸留所は、東京都港区の虎ノ門ヒルズ内にある都市型クラフト蒸留所で、2022年に創業。 日本全国から厳選したボタニカル(植物)や素材を集め、少量生産のクラフトジンを中心に製造しています。 また、蒸留プロセスの見学や体験型イベントも開催し、製造と消費者をつなぐ場として注目されています。
そんな虎ノ門蒸留所と日田で200有余年続く酒蔵「井上酒造」が奇跡のコラボレーション!! 「日田の森のジン」が発売されました。 使用されるボタニカルは、日田の森を知り尽くしたマルマタ林業さんが採取しています。
酒造りから生まれた清酒焼酎と仕込み水をベースに酒粕を使用し、日田の文化や土地、植生を考え、森にある素材から香りを設計、蒸留しました。 青ゆず、山山椒を芯に据え、森の中のクロモジやニッケイ、そして日田杉‥‥ 永く紡がれてきた日田の暮らしの中にある風景が目に浮かびます。 一口飲むと、日田の森の空気を吸い込むような清々しさと奥深い香りが広がります。 スギの繊細な香りと柑橘や山椒の爽やかさが全体を見事に引き締めています。 日田のお米で造られた純米酒「百合仕込み」の酒粕が、程よい吟醸感と旨味を感じさせてくれます。 今の時期なら、お湯割や燗付けも良さそうです。 日本の林業は現在、過渡期を迎えています。 日田ではこれまでの木材利用のための針葉樹の植林だけでなく、多様性に配慮した森づくりが始まっています。
循環を基本とした持続可能な暮らしに寄り添う「日田の森のジン」 ぜひご賞味ください。