キリンビールで数々のヒット商品を手がけた3人の男性が、理想の酒づくりを追い求めて立ち上げた蒸溜所ーーそれが「五島つばき蒸溜所」です。
開発・製造、マーケティング、広報など、それぞれの分野で実績を積んできた彼らが理想の地として選んだのは、長崎県・五島列島福江島の静かな入江。その地で誕生したのが、ジャパニーズ・クラフトジン「GOTOGIN」です。
一滴一滴に、島の風景と物語、そして人々の想いが香り立つように込められています。古い教会堂が見守る
”祈りの島”で、潜伏キリシタンの歴史とともに息づく自然と文化。その豊かな風土を「風景のアロマ」として表現したのが、このジンです。
GOTOGINのキーボタニカルは、島に咲く椿の実。丁寧に蒸溜することで、柔らかで奥行きのある味わいを引き出しています。さらに、ジュニパーベリー、ゆず、カカオニブなど、全17種類のボタニカルをそれぞれ個別に蒸溜し、20種類以上の原酒をブレンド。まるで印象派の絵画のように、香りが個性を放ちながらも美しく調和し、一つの豊かなアロマを描き出しています。
この複雑で繊細な味わいを生み出すのは、キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所で伝説的ブレンダーとして活躍した鬼頭英明氏。素材一つひとつと真摯に向き合いながら、“島の風景”を香りで表現します。
また、GOTOGINは、日本で初めて再生可能エネルギー100%で稼働する蒸溜所から生まれた、サステナブルなスピリッツでもあります。
まずはぜひストレートで、島の風景が立ち上るような香りをじっくりとお楽しみください。グラスの中に広がるのは、西の果て、祈りの島の記憶そのものです。