
新緑のころ、青葉がまぶしい5月。あー、清々しいっ! あー、いい季節!
「葉は『緑』なのに『青』ってWhy?」と日本語を学ぶ友人。「青葉」「青菜」「青田」……ふむふむ、確かに『緑』だ。これらに共通するもの。それは「若さ」「みずみずしさ」。今まさに『青春』真っ只中の息子を見て、「あー、あの頃に……」と後悔が先に立つほど、若さは眩しすぎる。
いまどきは、その『青春』を“アオハル”と呼ぶのをCMで知った。読み方が変わるだけで、『青春』よりももっと軽やかで、もっとまぶしい響きが生まれるのがおもしろい。
「年齢はただの数字」。95歳のフィットネスインストラクター、タキミカさんの座右の銘を聞くと、『青春』とは決して若い人だけのものではないと思う。
死ぬまでにやりたいことを尋ねると、「ジルバを踊りたい」と御年84歳の母。YouTubeで昔のダンスナンバーを流しながら、手を前に出して「誰か踊ってくれんかなあ」と笑う。その笑顔を見ていると、胸が少し熱くなる。何かをやってみたいと思う気持ち、心をときめかせる気持ちは、年齢を重ねても消えないのだ。
青春とは、ただ若い時代のことではない。心が動くこと、夢中になれること、まだ何かを始めたいと思えること。それこそが『青春』であり、今ふうに言えば“アオハル”なのかもしれない。そう思うと、母の「ジルバを踊りたい」というひと言も、まぎれもなく“アオハル”なのだ。その願い、どなたか叶えてくれませんか? お待ちしております。
ちなみに私、5月14日の日田公演で玉川太福さんの浪曲に絶賛“アオハル”中です!


