

この一ヶ月。
珍しく早起きをして、サッカーW杯を観る日々が続いていた。
気がつけば、このコラムを書き始めて一年が経とうとしている。
毎月上旬になると、「来月は何を書こうかなぁ。」と悩みながらパソコンに向かう。
スラスラ書ける月もあれば、なかなか言葉が浮かばない月もある。
コラムを書き始めて良かったことは、
日々の出来事と丁寧に向き合えるようになったこと。
一か月は意外と短い
朝起きて、仕事をして、家に帰り、眠る。
そんな毎日の中で、コラムのネタにできそうな、大きな出来事はそう何度も起こらない。
だからこそ、一つひとつの出来事に目を向け、嬉しかったことや切なかったこと、その時に感じた気持ちを大切にするようになった。
すると、不思議なことに、何気ない日常が少しずつ色鮮やかに見えてくる。
朝日に照らされる三隈川の美しさ。
夕焼けに響く17時のチャイム。
田植えをするお母さんたちの力強さ。
風に揺れる稲穂が運んでくる涼しさ。
以前なら通り過ぎていた景色が、今では心に残るようになった。
このコラムは、読んでくださる皆さんに、少しでも喜んでいただけたらと書いているつもりだった。
でも気がつけば、一番豊かになっていたのは、毎日の暮らしと向き合う僕自身だったのかも。
2年目も、日々の小さな出来事に目を向けながら、日田の何気ない美しさを言葉に残していきたい。

