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2025年5月1日

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 地どり炭火焼 武蔵

【オヤ侍コラム】 橘 六六六 地どり炭火焼 武蔵
2025年5月1日

日田の町は五月ともなれば夏日が始まり、ビールの美味しい季節となってくる。川開き観光祭を前にちょいと一杯ビールでも飲もうかと隈の町へとふらりふらりと、道を歩けば赤い提灯に誘われて辿り着いたのは『地どり炭火焼 武蔵』さんだ。暖簾をくぐれば都合よくカウンター席が空いていた。
「すみません。一人ですけどいいですか?」と酒飲みの挨拶言葉を言うとお姉さんがカウンターへと通してくれた。カウンターへ座るや喉の渇きを我慢できずにとりあえず生ビールを注文、そしてつまみには鶏のたたきを頼んだ。とりあえずにお通しをつまみながら生ビールをグイっと傾けついつい「ぷはー」っと声を出してしまう。本当に僕は五月のビールが好きだ。一杯目のビールを飲み終える頃には注文していた鶏のたたきの到着で、そのタイミングで二杯目のビールを注文した。このお店の鶏のたたきはボリュームも焼き加減も僕好みである。表面をカリっとしっかり焼かれた鶏のたたきを一つまみニンニク醤油へ浸して二杯目のビールと一緒に流し込む。日田の酒飲みと言えば僕はこの飲みかたな気がする。とりあえず鶏のたたきか鳥刺しでお酒を飲むのだ。
客足も落ち着いた時間に店主と話しながら三杯四杯と酒が進む。鶏のたたきも無くなるころにはほんのり酔いも回りいい気持ちである。しかし酒を飲むときは不思議なもので、つまみを食べながらでもお腹が空いてくる。
武蔵さんと言えばここで辛麺である。辛さは10段階まであるが、僕は5辛で辛さと味わいを一緒に楽しむのが好きだ。〆の一品ができるまでハイボールで時間を潰し、待ちに待った辛麺が到着した。ニンニクがたっぷり入って韮と食欲をそそる香ばしさを出し、たくさん入った卵がまた辛味を中和してくれる。そのスープのたっぷり絡むこんにゃく麺、どれをとっても〆に最高である。僕は酔いを辛麺でシャキッとさせてお店を後にした。僕の中での五月の一人飲みに丁度良い夜だった。

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