“考える力”を養い、楽しみながらバドミントンを。
監督が来るとサッと整列し、「よろしくお願いします!」と元気のいい挨拶からスタートする咸宜ジュニアバドミントンクラブ。指導で大事にしていることは、「挨拶、礼儀、マナー。あとは楽しく!」と快活な返事を返してくれた松田監督。自身もバドミントンでインターハイ出場、九州チャンピオンの経験から大事なことを選手にも伝えている。また、選手には「考える力を養って欲しい」と続ける。「選手それぞれが考えることが大事だと思っています。そのために、週ごとに練習を固定し、毎回練習の前に、前回伝えたポイントを思い出すことから始めて、ミスをしたら、伝えたポイントを応用できるかどうか、自分なりに考えてもらうようにしています。それと思ったことを面と向かって伝えることも大事にしています。言語化するのが難しい事もありますが、自分の言葉で伝えることで、こちらも選手の考え方を知り、選手に合った指導ができると思っています。あとは、楽しくバドミントンを続けてくれたら嬉しいですね。」
その言葉通り、練習の最中には、選手からの提案や問いかけなどがあり、監督と選手が互いに思ったことを伝え合える関係性を作り、バドミントンを楽しんでいる様子が印象的でした。
梅原沙來(さら)さん(6年生)