
空港に降り立ったわたし、迷わずタクシーに飛び乗って海辺へ。通りを一本抜けた路地裏のカフェに入って、まずはコーヒーをひと口。流れてきたのは大好きなK︲Indie Pop。ああ、こういう時間、しあわせだなあ。 思い立ってこの町に来たのは、机に向かうのもいいけど、やっぱり現地の空気を感じながら韓国語を学ぶのがわたしらしい。九州からすぐ行けるし、最高の環境でしょ!窓越しにみえる街並みがきらきらして眩しい。なんだか誰とでも仲良く話せそう。月イチ通い決定!あー楽しみ……。 っと、まどろみながら次のプランをあーでもないこーでもないと考えていたら、少しずつ朝の気配がしてきた。 「あれ、なんだ、夢じゃん」
そっか、昨日もスンジュンさんの韓国語講座を聞きながら寝てたんだ。こないだは路地裏のお店で格安エステ体験。最近リアルすぎる韓国の夢ばっかり見るのは、韓流ドラマを観ながら寝てるせいかも。夢って面白い。でもこれ、けっこう現実にやれそう。路地裏っていうのも意味ありそう。なんかいいヒントもらった気がする。 やっぱりわたしは、当たって砕けろの体験派。いろんなことを見て、聞いて、感じたい。60歳から10の習慣を始めた「83歳、かずおさん」の実践の現実と対策コラムに「お金は生きているうちに経験へ」とあった。貯金は大切だけどそれを目的とするよりも体験という人生の貯金は生きがいにつながる。
「カワイイ80歳」、目指します。あこがれの『ルピナスさん』(バーバラ・クーニー作/かけがわやすこ訳・ほるぷ出版)のように。
あっそれから、かずおさんによると体は突然裏切るらしいから、今日から貯“筋”も始めます。


