
数年ぶりに友だちが日田に帰ってきて、急きょ集まることになった。同級生とは不思議なもので、会えば一瞬であの頃に戻れる。昔話に花が咲き、それぞれのこれまでの話は、なぜか残念な話のほうが盛り上がる。「こんな人生あるんやろか」と笑って苦労話ができるのは、転びながらも、ちゃんと歩き続けた証なのだなあと思った。
20歳を迎えられたみなさん
おめでとうございます。
エホントからのお祝い絵本は
『だるまさんが』(作・かがくいひろし/ブロンズ新社)
赤ちゃんも大好きなこの絵本
「だ・る・ま・さ・ん・が・」のかけ声でゆらゆら揺れるだるまさん
「どてっ」っところんだり
「ぷしゅー」っとぺちゃんこになったり
私はいつも準備体操にこの絵本を読みます。
どてっと転ぶときには、力まずに〜
嫌なことはため込まないでぷしゅーっと息を吐いて〜
最後はにこっと笑顔でねって感じでね
達磨禅師は「七転び八起き」という言葉を残しました。
何度転んでも、また起き上がる。
けれど、すぐに立ち上がらなくても、少し呼吸を整えてからでいいのだと思います。作家のかがくいひろしさんは「大変な世の中だからこそ、絵本でみんなを笑わせたい」と言っていたそうです。
20歳のみなさんのこれからの人生にも、転んだあとに、ふっと笑える瞬間がありますように。
息を抜きながら、あなたのペースで歩いていけますように。


