♪う~のはな~の におうかきねに ほ~ととぎ~す はやもきなきて しのび~ねも~らす なつぅ~はき~ぬ~
口ずさめる方、たくさんいらっしゃいますよね?もしかして若い世代は知らない?ヒタスタイル編集部にお返事お待ちしてます。笑
私は夏が近くなると、この歌思わず口ずさんでしまいます。そして、なぜか「おから」を使って料理をする時もこの歌が頭の中をリフレインしてます。読者の皆さんはお気付きでしょうが「卯の花」って初夏に咲く白い花の事で「おから」ではないですよね。でも食いしん坊の私は長い間、おからの歌だと誤解してました。
そうおから料理といえば、一番オーソドックスな煮物。誤解の原因になった「卯の花」これは実家の父が小さい頃からよく作ってくれたもの。普通に作るとなかなか父の味にはならず、ひとり暮らしを始めた頃に、父に電話して作り方を聞いたほどです。ポイントは、つゆだくにすること。おからは炒めものじゃなく、煮物だから出汁がたっぷりないと美味しくできないよ、と。具は鶏肉、ごぼう、椎茸、人参など一般的なものに加え、なぜか小さく刻んだピンクの蒲鉾や、ちくわが入っていて、出来上がりに小口切りした青ネギをかけるカラフルなものが父流でした。また食べたいなぁ。
※冒頭の歌は「夏は来ぬ」
作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助 2007年には「日本の歌百選」に選出