
仲間で繋ぐ。未来に向かって伝統を紡ぐ。
「わっしょい!わっしょい!」体育館のドアを開ける前から元気な声が聞こえてきたのは、日田朝日ミニバスケットボールクラブ(朝日MBC)。一人が声を出すと、他のメンバーが呼応し、選手の声が体育館に響く。声出しはリレー式で全員が順番に声を出す。これは、コーチが指導したわけではなく、代々選手が受け継いできた伝統の一つ。設立30年、当時よりコーチを務める赤尾隆司(男子チーム)コーチ。指導において、「感謝の気持ちを持つこと」「仲間を大事にすること」「技術の基礎を身につけること」の3つを大切にしていると話す。バスケットボールは、チームスポーツ。仲間で助け合わないと成立しない。だからこそ練習を通してしっかりとその3つのことを伝えている。「バスケットボールは、ディフェンスから」を信条にしているコーチが目指すのは、鉄壁のディフェンス。しつこいマークと、抜いても次が出てくるようなチームディフェンスで相手の嫌がるディフェンスをすることが目標。卒業生には、県外の強豪校に進学した子や、大人になっても顔を出してくれるOBもおり、彼らの未来を育む場所と帰ってくる場所になっている。今チームで頑張っている子にも、このチームでの活動を通して、バスケを好きになって将来も続けてくれると嬉しいと話す。コーチの思いが選手に届いているのか、休憩時間にもボールに触れて楽しそうに練習に励む子ども達の姿があった。


財津凜心(りと)さん[5年生]○酒井心(こころ)さん[5年生] 


