
子どもたちが帰省し、賑やかな食卓がしばらく続きましたが、またふたりだけの静かな暮らしに戻りました。あっという間の夏休みでした。
大人数になると、一日三回の食事の段取りは大変ですが、まだまだ体が動くので、そこまで苦にはなりません。寮のおばさんになった気分で、大量の食事を準備するのも悪くはないものです。何より、みんなが食べたいものをリクエストしてくれ、出したものを気持ちいいほどの勢いで完食してくれる。作る側としては、嬉しく、作り甲斐があります。
……と書くと、私が一人で料理をしているようですが、実は我が家のシェフは私だけではありません。メインの料理は夫が腕を振るい、買い物や準備もみんなで。片付けは子どもたちがジャンケンで担当します。だから、大人数の食卓も、それほど大変ではありません。わいわい言いながら準備する時間も、楽しいものです。
我が家では、家族全員が同じものを食べるのが基本。最近は、それぞれが好きなものを食べる「ファミレス化」が進んでいると聞きますが、うちでは、量は違っても同じもの。小さい頃からの習慣なので、今でも誰も文句を言いません。
その代わり、帰省すると「何が食べたい?」と真剣に考えます。寮暮らしの子は鍋や刺身、長く地元を離れている子は、やっぱり日田の味を希望します(笑)。実家にいるときくらい、お腹いっぱい食べさせてあげたい。誰かを思って料理をつくり、みんなで食卓を囲む。やっぱり、いいものですね。
「食事はこうでなくっちゃ」と、あらためて感じた今年の夏でした。次に家族が集まる年末が、今から楽しみです。


